過活動膀胱とは
過活動膀胱(OAB:Overactive Bladderの略)で、急におしっこがしたくなりもれそうになる感じ(尿意切迫感)を起こす病気です。尿意切迫感が強いと、我慢できずにおしっこをもらしてしまう(切迫性尿失禁)こともあります(くしゃみや咳をしたときに尿がもれるのは腹圧性尿失禁といって、違う病気です)。あわせて、日中も夜間もトイレの回数が多くなります(昼間頻尿・夜間頻尿)。このような症状があると、生活に何かと不便で、外出も控えがちになり、気分も落ち込んでしまいます。
最近の調査では、OABの症状がある人は40歳以上の12.4%にもなり、そのうちの半数くらいの人では尿もれもあります。症状のある人の割合は年齢があがるにつれて増え、80歳以上では40%くらいにもなります。
過活動膀胱症状質問票(OABSS)
以下の症状がどれくらいの頻度でありましたか? この1週間のあなたの状態にもっとも近いものを選択してください。
※ご来院の際はチェックシートをプリントアウトしてお持ち下さい。
過活動膀胱に関するチェックシートをプリントアウトする